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(前ブログからのインポート記事です)
こんにちは、ぽこブリンです。
今日はASD男子ケイ介の就学時相談と就学時健診を経て、「ぽこブリン家」が就学先をどう選択したのかを書きたいと思います。
素人の個人的な考え方なので、就学先に悩んでいる親御さんはへぇ〜こんな選択・考え方もあるんだな〜と軽く捉えていただければと思います。
以前どこかで触れましたが、現在1年生の息子のケイ介は公立小学校の普通学級に籍を置き、週一回二時間の通級指導教室に通っています。
保育園時代は別の機会に詳しく書こうと思っている為、簡潔に書きますと・・・ケイ介が2歳の時に保育園から「発達に遅れがあるから専門機関で調べてもらった方」がいいと促され、地域の心理士さんから「発達障害の疑いあり」と判断され推薦状を貰って区に申請。そして申請が通り、通所受給者証を貰って3歳の5月から療育を開始しました。
そして年中からお役所がやってる「発達相談」に行き、担当の相談員さんをつけていただき就学先の相談を開始。年長4月から正式な『就学時相談』の手続きをして具体的に就学先を模索し始めました。年長の5月に大きな病院の発達外来にて、ウィスクIIIを受けて知的障害のないASDと診断され、担当医に意見書を書いていただき『就学時相談』に提出しました。
次に相談員さんと話を重ね、6月〜10月の間に
・特別支援教室(知的)
・特別支援教室(情緒)
・通級指導教室
以上の教室の実際の授業風景を私と相談員さんと見学し、その後ケイ介が各教室を体験する事になりました。
恵まれたことにケイ介が通う予定の小学校には上記3つの教室があり、すぐに通級教室は見学・体験が出来たんですが・・・知的と情緒教室が諸事情で見学も体験も出来ず、別の学校の特別支援教室(知的)・特別支援教室(情緒)を参観・体験することになりました。
その結果・・・ぽこブリンは衝撃を受けました。
なぜなら『どの教室の子どもたちも超しっかりしてるーー!』から・・・。お気に入りの毛布にくるまっていたり、途中でクールダウンスペースに移動する子はいましたが、誰も席を立たず先生の話を聞き、課題に取り組み、そして自ら次の授業の準備をして各自移動教室に向かったりしていたからです。
肝心のケイ介は体験中座っていられず、先生の指示は聞かず立ち歩き教室にある本や教材を勝手に触り、自分が話したいことを一方的に話し続け、興奮すると奇声を上げ教室の端から端を走り回る始末。
そんな様子を見て、母ながらこれはアカンわって心底思ったものです(汗)私の中で就学先の第一候補は『特別支援教室(情緒)』にして、可能なら特別支援学校も視野に入れるべき!?と真剣に悩んだものです。
しかし同行してくれた相談員の方は「一年生までに時間がありますし、この時期の子どもの成長は著しいからケイ介くんだって半年あれば見学してきた教室の子ども達と同じようなことが出来るようになりますよ。」と励ましてくれました。さらに支援教室の先生が「ケイ介君は典型的なASDって感じだけど、人見知りや場所見知りもないし、他害自害も日常生活に支障がでるこだわりもない、声かけすればダメと言われたこともやめることが出来るからまずは通級指導で様子見がよさそうだね。」と、アドバイスをいただきました。
頭の中では特別支援教室(情緒)にしよう、わっしょいわっしょい!状態でしたが先生達のお話を聞いて、ケイ介の成長を信じるのも悪くないのかなぁ・・・と、ぽこブリンは思い始めました。
さて・・・だんだん私の方向性が定まっていく中、当時ケイオスのASD診断を受け入れられていなかった夫は見学・体験等には一切参加せず、頑なに普通学級を希望していました。ケイ介の就学時先の話になるともう夫婦仲最悪でしたよ。発達障害の子供を持つ親の離婚率が多いのも頷けます。
長くなりましたので、夫婦間の話し合いはどうなったか?はその2につづきます。
重度の知的障害を持つシングルマザーの方の本ですが、程度に関わらず発達障害を知る上で大事なこと・関わり方・支援の繋げ方等が沢山載っています。発達障害で悩まれている親御さんへの入門書としておすすめします。長文章であれこれ書かれるよりも頭に入りやすいです。