こんにちは、ぽこブリンです。
もう花粉が飛んでいるのか、鼻がムズムズすることが多くなってきましたね(涙)
今日はASD男子のケイ介の事を書いていきたいと思います。
最近、ケイ介の通う小学校で縄跳び週間が始まりました。発達性協調運動障害(DCD)があるケイ介にとって縄跳びはだいぶ難易度が高い種目なので苦労の連続です。
そもそも前跳びが出来ない。
『縄を手に持って、縄を前の方に向かって回す』が出来ず縄が後ろに回って後ろ跳びになっちゃうんです。普通に跳べる人が聞いたら何言ってんだ?状態だと思うんですが、DCDだと見た通りに体を動かすというのが本当に出来ないんですよ・・・。
本人も前跳びをしたいと頭で考えているようなんですが、縄を前に回す為に腕や手首・肩や体をどう動かしたらいいの理解が追いつかない様子。生まれつきそこそこ器用だったぽこブリンには何をどう教えればいいのかわからず、ケイ介に教える前から若干詰んでいます。うーむ。
通級指導の先生からはまずは縄を前に送る練習と片付けの時にする縄跳びを結ぶ練習をしましょう言われました。あぁ、ケイ介は縄跳びを結ぶことも出来なかったのね!!盲点!縄跳びを跳ぶことばかり考えていたけど、結ぶという思わぬ伏兵が隠れていてさらに縄跳びの難易度が爆上がりです。
とりあえず時間がある時に、ぽこブリンとボン蔵で前飛びの動きを1から手取り足取りしてケイ介を人形のように操って前跳びをさせて感覚を掴ませてみました。それを何度も何度もやってようやく感覚が掴めたのか1人で縄を前に回せるようになりました。
そうこうしてる間に横で見ていた3歳のポコ絵は見よう見まねでゆっくり前跳びを会得してましたが・・・(汗)
そういえばケイ介が年長さんの時も縄跳びが出来なくて練習した記憶があるなぁ・・・あの時もあれこれやってようやく前跳びが4、5回出来るようになったはず!?あれ、なんで退化しててるの!?興味がないからなのかすぐ忘れてしまうんでしょうかね。
それでも日々練習していくと、とりあえず1人で10回前跳び出来るようになったので年長時よりは進化出来ました!あとは縄跳びを結ぶ練習を頑張る次第です。まず縄跳びを揃えて畳むがぐっちゃぐちゃ!!先は長いぞ〜。
それにしてもスポーツが出来る人にとっては、ケイ介のやってる事はふざけてるとか真面目にやってないとか努力が足りないって思われるんだろうなぁ。と考えると親としては辛いものがあります。
少し前に“運動が得意な人”が「体育を恨んでいる人がいるなんて知らなかった」という素の発言が話題になってましたが・・・
運動に関わらずできる人はできない人の気持ちを理解しにくいのは仕方ないことなんだと思います。だから体育が得意な先生が体育を教えるとDCDを持った子供は異質にしか感じないのかなと。この話題がきっかけでDCDで苦労している子供たちの存在が明るみになればいいなぁと思いました。
別に特別な配慮が必要とかではなくて、運動が出来る子が成績が良くなるのは納得済みで・・・せめて体育に関わる先生達はDCDの存在を頭の片隅に入れ、運動が苦手で苦労している子供たちを努力が足りないとかやる気がないで頭ごなしに叱らないで欲しいなぁとそんなことを考えてしまいます。
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